ED(勃起不全)は列記とした男性不妊の原因

男性不妊とED

EDという言葉をご存知でしょうか?

一昔前まではインポテンス(インポテンツ)というネーミングで男性を罵倒する言葉でしたが、差別的な意味合いが強いということから、今ではEDという呼ばれ方になっています。

EDとは簡単にいえば「勃起ができない、勃起が十分にできない」という状態のことです。20~30代の男性ではあまり想像できませんが、老化現象の1つとして中年以降の男性にとってよくある現象・状態なんです。

しかし、近年は中年以降の男性だけはなくなっているというデータもあります。

射精・精子以前の問題になるEDですが、これもまた男性不妊の原因の1つとして扱われているんです。

ED(勃起障害)について

EDは冒頭でもお話したとおり、勃起が出来ない状態、しずらい状態のことです。老化現象と言いましたが、最近では20・30代の若者の中でも増えている男性不妊の原因です。

このEDには大きく別けて2つの種類があります。

  • 器質性ED
  • 心因性ED

厳密に言うと薬物性ED、混合性EDがあり4種類なんですが、何ら病気もしていないし、疾患と診断されていないのにEDになる場合は器質性EDか心因性EDのどちらかになります。

この2種を簡単に説明しましょう。

器質性ED

器質性EDとは身体の器官・機能に問題があり、EDに陥るパターンです。代表的なのが生活習慣病で、高血圧、糖尿病、高脂血などが原因でEDを引き起こす場合は器質性EDになります。

また、老化によってEDになるのも器質性EDになります。勃起は血液によってなりたっていますが、老化によって動脈硬化が進み血流が悪くなることでもEDは発症してしまいます。この場合も、身体に何らかのアクシデントが起こったことによって勃起が上手く出来ないので器質性EDになるんです。

心因性ED

男が勃起をするには身体の器官(機能)と精神の2つが深く関わっています。だから、器質性EDは身体の問題、心因性は精神問題ということになります。

うつ病患者の80%以上がEDというデータがありますが、これがまさしく精神的な問題から起こるEDになります。勃起の仕組み上、男性の精神状況はキーポイントとなります。うつ病とまではいかないものの、ストレスや悩み・緊張といった精神的な負担がかかるだけでも心因性EDは発症するんです。

よく童貞が初夜に挑む際に勃起できなかった・・・という話がありますが、これも医学的にみれば心因性EDの症状なんです。

男性不妊で多いのは心因性ED

EDによって性行為ができないのであれば、妊娠させることができません。故に男性不妊の原因と言えます。

男性不妊と聞くと精子の問題が第一に頭によぎると思いますが、着地点は「妊娠させることができるか否か」なので、射精まで至らないという時点で男性不妊として位置付けられるわけです。

そして、EDによって引き起こされる男性不妊で多いのが心因性EDと言われています。

そもそも、器質性のEDは中年以降に起こりやすい種類のEDで、そういった年齢の男性はすでに子供がいる場合、年齢的に妊娠させること諦めている場合が多いので男性不妊に該当しない場合が多いんです。

男性不妊は「子供がほしいのに出来ない」というのが大前提ですからね!

つまり、20~30代の男性だと子供を作ろうという欲が高く、それにともなってEDによって子供が出来ないという例が多くなるので、男性不妊の原因で心因性EDも比例して多くなるんです。

EDによる男性不妊は甘く考えられている

勃起ができずに子供が作れないというEDによる男性不妊よりも、精子量や精子の質の問題による男性不妊症である方が深刻度は高いと考える人は多いでしょう。

両者の性質上、どうしてもEDに関しての不妊の方が甘く見られます。

しかし、現実問題EDによっての不妊で悩まされている男性は多くいます。これこそが、落とし穴で、「ED程度の不妊ならいつでも何とかなる」という思い込みが治療や真剣な妊活を遅らせるんです。

特に心因性EDの場合は、コレといった治療はありません。世の中にはED治療薬(バイアグラなど)といった優秀な治療薬がありますが、心因性EDの場合、ED治療薬の効果はありません。

理由は簡単で、ED治療薬は精神に働きかけている薬ではなく、身体の仕組み(血流)に対して効果を表す薬だからです。つまり、ED治療薬のターゲットは器質性EDの患者なんです。

それでいて、男性不妊では心因性EDによるものが多いので、薬を飲めば妊活が進められるというわけではないんです。

心因性EDによる不妊症に対してもっと真剣に考えて、妊活に取り組まなければ、精子の問題による不妊症よりも厄介な存在になるんです。

さらに、最悪なことに心因性のEDはどんどん悪化してしまう傾向にあります。

初期の状態であれば、中折れ(途中で勃起が萎えてしまう)程度ですんだり、5回に1回くらいEDになるという状況だったのが、症状が進み完全に勃起しない・・・2回に1回はEDになる・・・性行為の時は絶対にEDになる・・・といったようにステップアップしていくんです。

また心因性EDの性質上、どんどん症状が悪化していけば、精神的にも参ってしまうので、この精神的な負担がさらに心因性EDを加速させる悪循環をうんでしまうんです。

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