精子の老化!?「35歳から精子が衰え始める」衝撃の事実

精子の老化

「歳を取ると妊娠が難しくなる」という言葉を聞いたことがあると思います。「妊娠」なので、我々男に直接関係してくる「重大な問題では
ない」という考える人も少なくないでしょう。

過去に問題となった「卵子の老化」や「35歳を超えると羊水が腐る」という発言もそうですが、妊娠に関しするマイナスな要素は基本的に「女性」です。

しかし、近年の研究では「精子も老化する」ことが判明したんです。

精子が老化してしまうと妊娠させる力が衰えてしまい、不妊へと繋がる恐れがあり、これはまだ子供を授かっていない男性にとって衝撃的なニュースになると思います。

そこで、今回は精子の老化について詳しく調査してみたのでその内容を紹介したいと思います。

年齢によって精子も老化する

「精子も老化する」という研究報告を発表したのは男性不妊の第一人者として有名な岡田弘教授。当サイトも岡田教授からの多くの知識を参考にしていますが、管理人が知る限り「男性の不妊」にスポットしている泌尿器科の教授としては日本で間違いなくトップクラスの方です。

そんな岡田教授のMOAT研究によると、35歳から精子の老化が始まり、妊娠させる能力が低下することが報告されています。

年齢 精子の割合
20~29歳 72%
35~40歳 62%
40~50歳 52%
45~50歳 39%

参考:精子力は35歳から低下する|日本産科婦人科学会学術講演会ブログ|泌尿器科医 岡田 弘 オフィシャルサイト

※精子の割合とは妊娠させる力を持っている精子が存在している割合。

このMOAT研究は顕微授精といってマウスを用いた新しい技術で、この研究については下記で詳しく紹介しています。

この数値はあくまでも男性80人を対象とした統計によるもので、実際は個人差があり、35歳以上でも数値が高い人は一定数存在しているようです。

個人差があるとはいえ、ここまでハッキリと年齢と比例て数値が低下しているのをみると、本当にそうなんだろうと思ってしまいますね。

ちなみに、妊娠させる能力は「妊孕力(にんようりょく)」と呼ばれており、この力が低下すると男性不妊に繋がるそうです。

妊孕力と日本人男性の初婚年齢

厚生労働省の人口動態統計月報年計(概数)の概況によると平均初婚年利は男性で30.7歳(平成23年|2011年)です。

精子の老化が始まり妊娠させる力が衰え始めるのが35歳で、日本人男性の平均初婚年齢30.7歳となると、男が妊娠させるのに脂が乗っている期間というのは5年間しかないということ。

あくまでも統計上による数字だけの判断ですが、少子化や子供がいない夫婦が増えている原因の1つではあると思います。

ちなみに、年次の平均初婚年齢が以下。

年代 夫(年齢) 妻(年齢)
平成5年 28.4 26.1
10 28.6 26.7
15 29.4 27.6
20 30.2 28.5
21 30.4 28.6
22 30.5 28.8
23 30.7 29

ご覧のように日本では年々晩婚化が進んでいます。

精子の老化と妊娠を考えると、30歳までに結婚して妊活する方がいいのかもしれませんね。

精液検査では妊孕力は測れない!

精子の状態を検査するには精液検査が通常です。産婦人科だと検査してくれるところもあれば出来ないところもありますが、泌尿器科なら間違いなく受けることができる検査です。

しかし、精液検査では精子の妊娠させる力は診ることはできません。

精液検査では「精子の濃度」「精子の運動率」「正常系能精子率」が基本となります。精子の妊孕力を診るには「精子機能検査」でなければ判断できないんです。

精子の老化を測る新技術「精子機能検査」

精子の妊娠させる能力を検査できる「精子機能検査」。この検査はとても独自的なもので、管理人も少し調べてみましたが、「一歩間違えると危ないんじゃ!?」と思わせる内容です。

まず、精子機能検査ではマウスの卵子を使用します。

この時点で「え!?」となりますが、まさかまさかの男性から採取した精子をマウスの卵子に受精させるんです。漫画でよくあるキメラアントを誕生させるようなブラックな実験のようにも思えますが、これで精子の機能が測れるのだから驚きです。

専門的に言うと受精する一歩手前である「前核」という状態が形成されれば精子の受精能力がわかるそうです。

仮に、受精したとしても細胞分裂をして成長することはないみたいです。

このように一般人でも「大丈夫なの?」と不安に思ってしまう検査をすることでは妊孕力がわかるんです。

男の35歳は精子の老化だけでなく勃起の老化も始まる!

男性不妊の原因は精子の能力だけではありません。当サイトでも紹介しているように「勃起不全(ED)」も男性不妊の原因だと言われています。まさかとはおもますが、この勃起不全が増えてくる年齢も35~40歳と、精子の老化が始まる年齢に近いんです。

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画像引用:データで読む日本人のED|ED(勃起不全)とは|EDネットクリニック

このグラフでみると30~40代だとそこまでEDを警戒するほどではないように思えます。しかし、やはりこの年齢が勃起力の曲がり角であることは間違いありません。

また、これに関連するデータとして年齢による男性ホルモンの低下もあります。

男性ホルモン(テストステロン)は男の勃起にとって燃料となる部分になるので、このホルモン分泌が体内から減少してしまうと勃起力も釣られて低下してしまうそうです。

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8.5pg/ml未満 男性ホルモンの治療をすぐに開始するレベル。
8.5pg/ml以上
11.8pg/ml未満
男性ホルモンの治療を選択するか聞かれるレベル。
11.8pg/ml以上 男性ホルモン治療は行わず、とりあえず様子見レベル。

引用:【中年オトコ必読】男性ホルモンのお話 | 精力剤を探すなら【夜な夜な薬局】~アナタにぴったりの精力剤を

男性ホルモンは25歳をピークに年々低下していくようで、35歳よりも手前から衰えていきます。

男性の勃起は男性ホルモンと性的興奮の反復作用から膨らみ、力強くなるので、男性ホルモンが衰えてしまうと、強い勃起がしづらくなってしまうんです。

そしてEDによる男性不妊で多いのが「中折れ」と呼ばれる「勃起はするけど、その維持が難しい状態」で、全く勃起できないという人ではないんです。

「中折れ」つまり、男性ホルモンの低下の初期症状とも受け取れる現象なんです。

ED不妊の男が積極的に摂取したいサプリ成分

妻だけED

EDを手っ取り早く解決するのに最も有効なのは「ED治療薬」です。これは医学的にも証明されていて、専門の医者に聞いても間違いなくこの言葉が返ってくることでしょう。

しかし、世の中にはED治療薬以外にも精力剤という名で、多くのED解消アイテムが出回っています。詐欺・偽物といった闇の部分が見え隠れする市場ではありますが、中にはとても優良な商品も存在しています。

精力剤というのは名ばかりで、実態はサプリメント(サプリ)です。

そういった意味では「効かない」ということはあるけど、「副作用・危険」といったリスクはほとんどありません。以前に「偽物のED治療薬が出まわっている」ということを紹介しましたが、偽物のED治療薬よりは全然リスクが低いことは明白です。

今回はそんな安全で安心して続けられる精力サプリについて紹介しましょう。

精力剤とはサプリだ!

世の中には精力剤という言葉がかなり浸透しています。そして、この精力剤の位置付けや意味合いというのはかなりアバウトなんです。

メディアによってはED治療薬(バイアグラ)も精力剤としているところもあり、何も知らない人を困惑しています。管理人もそんな情報が錯綜していることから全く位置関係がわからなかった1人です。

そこで、詳しく調査してみたので、精力剤を知るという意味でまずはその位置付けを紹介しましょう。

まず、この表を見てください。

精力剤 ED治療薬
強精剤
滋養強壮剤
サプリ

この表は管理人が調べる限り間違ったの位置付けです。

正しくは以下。

ED治療薬
強精剤
精力剤 滋養強壮剤
サプリ

つまり、精力剤とED治療薬、強精剤は別物で、滋養強壮剤やサプリと呼ばれる類の商品は精力剤の中に含まれているんです。

どれもEDにまつわる商品なのですが、その効果や特徴が大きく異なっているので、こういう位置づけになるようです。

ED治療薬

ED治療薬は勃起を促す別名「勃起薬」と言われています。有効成分であるシルデナフィルなどが、勃起を萎えさせる酵素を阻害することで勃起に対して働きかけるものです。

強精剤

強精剤は別名で「ホルモン剤」と呼ばれています。男性ホルモン(テストストステロン)を直接体内へ取り入れて、男性ホルモンを高めることで精力や勃起に対して働きかけるものです。なので、強精剤成分は男性ホルモンそのものです。

滋養強壮剤

強壮剤と略されることはありますが、どちらかというと漢方の生薬などを組み合わせて作られている商品が多くあります。生薬による栄養を身体に吸収させることで男性機能を高めることで精力・勃起に対して働きかけるものです。

サプリ

これは言わずと知ればサプリメント。世間的にはこのサプリが精力剤と呼ばれていることが多いです。意味合いとしては滋養強壮剤と変わりなく、サプリの栄養によって男性機能を高め精力・勃起に働きかけます。滋養強壮剤との違う点は、使用されている成分にあります。

ED予防にサプリを飲む人が増えつつある

精力剤という言葉だと取っつきにくいですが、サプリとなれば常用しても不思議ではない昨今になってきました。そんな変化もあり、最近ではED予防にサプリを飲み続ける人が増えてきているようです。

サプリは別名で健康食品の1種なので、治す・改善といった効果は基本的にありません。しかし、予防に関してはある程度の効果を発揮することからED予防の為に始める人が多くなってきいます。

つまり、現在、EDによって不妊に悩まされている人にとっては全く意味がない商品です。全く意味が無いというと語弊がありますが、サプリを飲んだだけでEDが改善され妊娠させることができるとは思わないほうが懸命です。

あくまでも、栄養を補給し健康状態を管理するモノなので、それを履き違えてサプリに手を出すと痛い目を見るので注意です。

それではED男性不妊の人はどんなサプリを飲み続けるべきなのか、その成分を中心に紹介していきたいと思います。

ED不妊の男が摂るべきサプリ成分

サプリと一言で言ってもかなりの商品種類や成分があります。また、毎年のように「この成分がこれに良い!」というように新しい成分が出てくる傾向にあるので、それを一つ一つ追いかけて行くときりがありません。

そこで管理人が「いつになって支持されている精力サプリ成分はどれだ?」という意識をもってサプリ成分を調査してみました。

そこで浮上してきたのが2つの成分。

言い換えれば、これだけは欠かせない成分だと思ってくだい。

亜鉛

セックスミネラルと世間では言われている成分で、体内で亜鉛が不足すると「ED」「精力減退」といった男性機能に大きな影響を及ぼすと言われているんです。

通常の食生活をしていると亜鉛欠乏になることはほぼあり得ませんが、日本人は不足気味の人が多いようです。そもそも、亜鉛は吸収率が悪い成分で、積極的に摂取したとしても身体の糧になりにくい性質をもっています。

そんな特性もあり、アメリカでは亜鉛の吸収率が低下する30代以降はサプリや健康食品によって積極的に摂取することが一般化されているようです。

また、アメリカでは亜鉛と男性機能の研究が進んでおり、亜鉛を積極的に摂取した実験では男性の精子の数が23%増加したという報告もあります。

亜鉛はEDなどので男性機能予防だけでなく、精子の異常による男性不妊に対しても支持されいる成分なんです。

ED不妊の男にってこれほど理にかなった成分は他にありません。

アルギニン(シトルリン)

これも精力系のサプリで定番と言えるほど知れ渡っている成分。アルギニンとシトルリンはとても密接な関係で、体内でアルギニンがシトルリンに変化したりシトルリンがアルギニンへ変化したりとほぼ同じ成分と言ってもいいでしょう。

体内で変化することにより、この時にNOと呼ばれる血管を拡張させる物質が発生します。このNOこそが血管の健康維持の為に活躍し、ED予防に対して有効と言われています。

実はこのNO(一酸化窒素)という物質は、男性が勃起する時に必要なサイクリックGMP(cGMP)の合成を促す働きがあるんです。これはアルギニンの実験でも報告されている事実なので、EDにとって有効なんです。

そして、アルギニンによるNOは動脈硬化の予防にも関わっています。そもそも、NOは血管の健康を維持するために必要不可欠な物質で、この物質が体内で不足してしまうと血管のしなやかさが低下してしまい血流不良の原因にもなるんです。

亜鉛に続きアルギニンもEDを予防する上でかかせない成分なんです。

男性不妊1番の闇!「妻だけED」は究極の問題!

妻だけED

「妻だけED」という言葉を聞いたことがあるだろうか?男性不妊で悩んでいる男では知らなくても感じたことがある人も多いだろう。

まぁ、妻がいる立場でありながら、そんな事がわかること自体おかしな話なのだが、「男とはそういう生き物」だとしてコッチ方面への話は遮断しておきましょう。

しかし、子供がほしいと望む男が、「子供を産んでもらいたい」と選んだ妻だけに対して勃起が正常に行えない状態はかなり深刻です。

「妻だけED」だけではなく「誰でもED」、「いつでもED」という言葉もあるが、妊娠ということを第一に考えた場合、最も問題なのは妻だけEDで間違いありません。

今回はそんな妻だけEDについて詳しく説明したいと思います。

妻だけEDは心因性EDの最たるもの!

さて、なぜ妻だけに対してEDになってしまうのか?

これはオカルトな話ではなく、列記とした心理学的に説明ができます。EDには大きく別けて2種類あり、器質性・心因性のEDがあります。EDについての詳しい内容はコチラで解説しています。

妻だけEDは心因性EDに分類されます。

つまり、精神的な問題、心理的な状況が作り出しているEDなんです。

理由は人によって異なると思いますが、最終的には精神の問題にたどりつくのが妻だけEDというものです。

マンネリが妻だけEDの原因

これは多くの男性が考えている原因の1つでしょう。何年、何十年も付き添って、そういった行為をしてきた妻だけにマンネリ化は避けては通れない道です。

他の女性なら平気で勃起できる。または、自慰行為であれば昔と変わらず元気に起っているという人はまずこの原因を考えると思います。

確かに、慣れ(マンネリ)は男の興奮にとって大敵です。

男は性的な興奮が強ければ強いほど、その強さが勃起に比例します。その興奮が低下してしまえば勃起も強くならないのも当然なんです。最悪は全く勃起ができない状態にもなります。

生活のストレスが妻だけEDの原因

結婚すれば妻と一緒に生活し、色々な問題を2人で抱えて解決していきます。彼女という立場では見えなかった問題や嫌なところも見えてくるのが結婚というものです。

そういった私生活の嫌なところが記憶としてのこり、ストレスとして重くのしかかってきます。

  • 「あの時のあの言葉」
  • 「あのシーンの行動」

など、嫌経験や言動というものは記憶に残りやすいので、自分の中でどんどん嫌な妻を作り上げていくんです。

「そんな妻とそういう行為をする」となると、気分が乗らないのは当然で、無理やり行おうと思っても身体は反応してくれないんです。

プレッシャーが妻だけEDの原因

プレッシャーは男の勃起にとって大きなマイナス要素になります。

基本的に男が勃起しているときは副交感神経(自律神経)という神経が優位にたっていて、リラックスしている状態です。しかし、「子供を作る」という使命感や「自分のせいで子供がなかなかできない」という劣等感がプレッシャーを与えます。

プレッシャー・緊張する状態はリラックスとは反対の立場です。

そうなれば勃起することも難しくなり、EDになってしまうんです。

タイミング法が妻だけEDを加速させる

男性不妊の自然治療として「タイミング法」というものがあります。精子に異常がなかったり、精子通路などに問題がない場合、いきなり不妊治療を行うのではなく、妊娠のタイミングを狙って行為をして妊娠させる不妊治療の最初のステップがあります。

女性には排卵日という妊娠しやすい期間というものがあります。最近では基礎体温を使って大体の排卵日を予想できたり、排卵チェッカー(ホルモンの変化を見る)で排卵日を確認することができます。

とても効率的で合理的かつナチュラルな不妊治療なのですが、この期間限定&無言のプレッシャーが妻だけEDを加速させてしまうんです。

始めの頃は「よし!がんばろう!」と意気込む男性も多いと思いますが、これが最終的には男にとって使命(仕事)と同じような感覚にいたるんです。

  • 「排卵日がきたからよろしく!」
  • 「無言で並べられる精力食材」
  • 「排卵期間だから連続で!」

という風に、性行為が欲から使命に変化する要素がこういった言動になります。

この使命感がプレッシャーとなる人は多く、「もし、勃起しなかったらどうしよう・・・」「絶対に射精までしないとダメだぞ・・・」というように勃起しやすい状況とは逆の道をたどることになるんです。

「排卵日うつ」という造語もできているくらい、タイミング法に取り組んでいる男性には大きな問題で、そこまではいかないにしても排卵日うつ予備軍はかなり多いと言われているんです。

男性不妊のたいはんがうつ状態

泌尿器科「岡田弘」の検査結果では、男性不妊の人の95%がうつ状態(またはうつ状態に近い)になっているようです。

  • 「自分が原因でこどもができない・・・」
  • 「妻に辛い不妊治療をさせている・・・」

といった申し訳ない気持ちが全面にでてしまい、一見「妊活のことを考えて来院している仲良し夫婦」というように見えるが、その二人の精神はボロボロに傷ついているのが現実のようです。

不妊の原因は女性と男性で半々です。(詳しくは「海外と比較した日本の不妊症率と不妊の原因」を参考にしてください。)

しかし、精神的なダメージを受けやすいのは男の方のようです。もともと世間では「不妊は女性側が原因」という考えが浸透しているので、それが男性自身の問題とわかると、大きなダメージがあるようです。

そういった世間の考えが浸透しているだけに、男性の自分のせいで子供がなかなかできないのに、世間は「あそこの夫婦は不妊らしい。あぁ、妻に問題があるんでしょうね…」という勘違いし、原因を妻になすりつけられる状況も精神的に大きなダメージなようです。

もちろん、精神的な問題なので人によって個人差がありますが、不妊期間が長くなるとそういった心理状況になりやすい傾向にするのは間違いありません。

妻だけEDを解決するED治療薬

ED治療薬は勃起を促す万能な治療薬ですが、持っているだけで精神を安定させてくれるお守り代わりにもなるアイテムです。

医学的にED治療薬の有効成分は男性の勃起維持・勃起力に対して効果があることは証明され、多くのED男性がその効果を実感しています。(80%以上が服用すると効果が実感できたというデータもあります。)

基本的に血流や血中の酵素に対して作用し、勃起を促すので精神的な作用はED治療薬にはありません。

しかし、「飲んだら勃起する」というデータや経験が心強くなり精神的な問題によるEDをも解決することもあるんです。

これはマンネリや精神的なプレッシャーによって妻だけEDになった男性にも有効なことがわかっており、とても効率かつお得な使い方だとも言えます。

ED男性不妊は治療薬で簡単に解決できる!

ED男性不妊

ED(勃起不全)によって妊娠させることができないことをED男性不妊と管理人は言っています。

これも列記とした男性不妊の原因の1つなのですが、その点に付いては「ED(勃起不全)は列記とした男性不妊の原因」で詳しく紹介しているので参考にしてください。

さて、そんなED男性不妊ですが、最も効果的で効率的な解決手段が現在ではあります。

それこそがED治療薬というお薬です。

「バイアグラ」と言えば、聞いたことがある男性も少なくないと思います。バイアグラは勃起不全によって子供が出来ない男性にとって救世主と言っても良いほど、効果的なアイテムです。

そんなED治療薬(バイアグラ)について今回はご紹介したいと思います。

ED治療薬は「どこで買うの?」入手方法

日本でED治療薬を入手するには病院・クリニックに行って処方してもらう他ありません。ネットサーフィンを行う人は「バイアグラが通販購入できる!」という文字を見かけることがありますが、日本だとED治療薬は医者・薬剤師に処方してもらうしか手に入れることはできません。

それ以外の入手方法は正規ルートではありません。法的にはグレーゾーンと呼ばれていますが、「ED治療薬をネット通販で買うのは危険」というのは医療関係者が口酸っぱく言っています。

基本的に病院に行って「バイアグラをください!」と言っても、処方してもらえません。こんなことは当然ですが、ED治療薬は医薬品なので医師の診断を受けて、服用しても問題ないとう人にしか処方されません。

こればかりは担当医の判断なので何とも言えませんが、最近では「勃起不全で性行為がままならない・・・」という人にはすぐにED治療薬が処方される流れになっているようです。

一応、EDの専門科は泌尿器科と言われています。近年ではEDを専門として扱うクリニックもありますが、そういった専門的な医療機関ではなくても問題ありません。

最も手っ取り早い方法は「かかりつけ医に相談すること」で、紹介状を書いてもらったり、そのかかりつけ医から処方してもらえます。医薬品ではありますが、どの医師(専門医ではなくても)でもED治療薬は処方してもらえます。

ED治療薬の値段と保険適用

ED治療薬は健康保険適用外の医薬品です。理由は「病気を治す為の薬品ではないから」と言われています。そのため、病院で処方されたとしても保険適用外の値段でしか購入できないので、風邪の治療薬とは違って高くなります。

大体の相場は1錠あたり1,000~2,000円です。

今やバイアグラだけでなく色々なED治療薬があり、値段も違います。と言っても、数百円の違いなのでそこまで大きな差はありません。

2014年からはバイアグラのジェネリック医薬品も販売されるようになり、保険がなくても1,000円前後で手に入れることができます。

純正のED治療薬

ED治療薬名 値段 製造薬品会社
バイアグラ25mg(1錠) 1,300円~ ファイザー(米)
バイアグラ50mg(1錠) 1,500円~ ファイザー(米)
レビトラ10mg(1錠) 1,500円~ バイエルン(独)
レビトラ20mg(1錠) 2,000円~ バイエルン(独)
シアリス10mg(1錠) 1,700円~ イーライリリー(日)
シアリス20mg(1錠) 2,000円~ イーライリリー(日)

ED治療薬はバイアグラの他にレビトラ、シアリスといった世界的に有名な薬品も存在しています。

ジェネリックED治療薬

ED治療薬名 値段 製造薬品会社
シルデナフィル50mg「トーワ」(1錠) 1,000円~ 東和薬品
シルデナフィル50mg(1錠)「キッセイ」 1,000円~ キッセイ薬品工業

今のところ日本でジェネリックがあるED治療薬はバイアグラのみです。他のシアリス、レビトラのジェネリック医薬品は日本ではまだ認可されていません。

世界初のED治療薬はバイアグラなので、約20年で特許が切れるためジェネリック医薬品が存在します。

ED治療薬の効果とそのメカニズム

ED治療薬はその名の通り、EDに対して効果を表す治療薬です。ED治療薬を飲むと「勝手に勃起する」というふうに勘違いしている人もいますが、ED治療薬を服用したとしてもある程度の性的興奮がなければ勃起することはありません。

ニュアンスとしては「勃起しやすいカラダになる」のではなく「勃起が萎えにくいカラダになる」という方が正しいです。

ED患者やそれにともなって男性不妊となっている人のほとんどは、「勃起をするがその勃起を射精する時まで維持することができない」パターンです。そういった人に対して有効な効果なので、ピクリとも勃起しない人が飲んだとしてもさほど効果はしめさないのがED治療薬です。

ED治療薬が勃起を促す仕組み

男が勃起する時、脳が性的な興奮を覚え、その興奮がペニスへ伝わります。そうなると、ペニス付近の血液中にcGMP(勃起を促す物質)が増えて血管を拡張し、ペニスに血液が流れ込み勃起します。

そして、勃起が終わるときは血液中にPDE5(勃起を終わらせる物質)が増えて、ペニスから血液がなくなって勃起が終わります。

この一連の勃起のメカニズムでED治療薬の有効成分「シルデナフィル」はPDE5(勃起を終わらせる物質)を阻害します。そうすると、勃起を終わらせる物質が血液中に減ってしまうので勃起が維持できるという仕組みになっています。

ED治療薬は約1時間で効果を表し、数時間有効!

ED治療薬の種類によっても効果の違いはありますが、どの治療薬も基本的に服用から1時間以内に効果を表し、数時間その効果げ継続します。

  バイアグラ レビトラ シアリス
効果が現れるまでの時間 約1時間 約30分 約3時間
効果が継続する時間 約5時間 約5時間 約24時間

このように効果の質は治療薬の種類によって異なります。

人によっては効きやすい・効きにくいなどもあるので、一概にどれがオススメとは言えませんが、医師の診断やアドバイスに従って選び服用するのがベストです。

知っておきたいED治療薬の注意点!

男性不妊の為にED治療薬はとても役立つ治療薬であることは間違いありません。その実感は80%以上と高く、飲んだ人のほとんどが勃起が高まり、維持できるようになったと言われています。

そんなED治療薬ですが、服用の際には注意する必要点もいくつか存在するので、覚えておきましょう。

ED治療薬でEDが治るわけではない!

「治療薬」という名前がついているので、「飲み続けると治る」と勘違いする人もいますが、ED治療薬は風邪薬などと違い、ED治療薬には一時的な作用しかありません。

解熱剤をイメージするとわかりやすいと思います。

ED治療薬でEDが治ったという人も少なからずいますが、それは「ED治療薬があれば勃起するから安心」という精神的な作用が強いと言われています。

EDには精神的原因の心因性EDと肉体的原因の器質性EDがあります。

勃起は男の精神状況(自律神経)と密接な関係があり、ED治療薬がお守り代わりになるだけで根本的に治る場合もあります。また、成功体験という面でもEDが治るというケースもあります。

ED男性不妊の場合、「自分のせいで不妊になっている」といったようにネガティブになる人も多いことから、EDに拍車をかけているケースも多くあります。そういった場合、ED治療薬を手にするだけでも一つの問題が解決するので結果的にEDが治るということもあるんですよ。

大なり小なり副作用がある!

ED治療薬の副作用は90%以上とかなりの高確率で副作用が現れます。

医薬品の副作用と聞くと少し怖いですが、ED治療薬の副作用は軽い症状のようなものです。

  • 目の充血
  • 顔のほてり
  • 頭痛

などが代表的な副作用です。ED治療薬は血圧を下げる作用もあり、お酒を飲んだ時と同じような症状が現れるのは自然のことなんです。

薬学的にはこれも副作用の1つと位置付けられているので副作用率90%という恐ろしい数字になっているだけなんです。

こんな人は服用できない場合がある!

バイアグラでは過去に死亡例もあります。そういった事例もあるので、医薬品として位置付けられているわけですが、基本的にはとても安全な治療薬と言われています。

死亡例でわかっていることは、バイアグラと他の医薬品を併用したことによるものです。

特に狭心症や心筋梗塞などの治療で処方されるニトログリセリン系の治療薬と併用した場合、自殺行為と言われるほど相性が悪いため最悪命を落とす場合もあります。

これは病院で処方される際に絶対に問われる項目であり、医者から念を押して指摘されるポイントです。

また、大量にお酒を飲んだ場合も、血圧が急激に低下するため危険とされています。

ネットで購入するのは偽物を掴ませることがあるので注意!

今やネットでもED治療薬が多く販売されている時代で、実際に入手している人も多いです。

しかし、日本の法律では病院で処方される以外は正規ルートではありません。海外の医薬品を個人輸入代行として通販購入できる仕組みとなっているので、今の日本ではそれを取り締まることができないわけです。つまり、法律の合間を抜いたグレーゾーンです。

「ED治療薬を病院で処方してもらう」となると、恥ずかしい・・・億劫だ・・・という思いをする人も一定数いるので、そういった人をターゲットにネット通販購入が未だに盛んに行われています。

これだけなら百歩譲って目を潰れる事案ですが、この市場に対して悪徳業者が介入し、偽物や危険な治療薬まで販売していることが大きな問題です。

年々、ED治療薬のネット通販による詐欺が増えていますし、副作用のある医薬品なので医師の指導のもと服用することを強くオススメします。

ED(勃起不全)は列記とした男性不妊の原因

男性不妊とED

EDという言葉をご存知でしょうか?

一昔前まではインポテンス(インポテンツ)というネーミングで男性を罵倒する言葉でしたが、差別的な意味合いが強いということから、今ではEDという呼ばれ方になっています。

EDとは簡単にいえば「勃起ができない、勃起が十分にできない」という状態のことです。20~30代の男性ではあまり想像できませんが、老化現象の1つとして中年以降の男性にとってよくある現象・状態なんです。

しかし、近年は中年以降の男性だけはなくなっているというデータもあります。

射精・精子以前の問題になるEDですが、これもまた男性不妊の原因の1つとして扱われているんです。

ED(勃起障害)について

EDは冒頭でもお話したとおり、勃起が出来ない状態、しずらい状態のことです。老化現象と言いましたが、最近では20・30代の若者の中でも増えている男性不妊の原因です。

このEDには大きく別けて2つの種類があります。

  • 器質性ED
  • 心因性ED

厳密に言うと薬物性ED、混合性EDがあり4種類なんですが、何ら病気もしていないし、疾患と診断されていないのにEDになる場合は器質性EDか心因性EDのどちらかになります。

この2種を簡単に説明しましょう。

器質性ED

器質性EDとは身体の器官・機能に問題があり、EDに陥るパターンです。代表的なのが生活習慣病で、高血圧、糖尿病、高脂血などが原因でEDを引き起こす場合は器質性EDになります。

また、老化によってEDになるのも器質性EDになります。勃起は血液によってなりたっていますが、老化によって動脈硬化が進み血流が悪くなることでもEDは発症してしまいます。この場合も、身体に何らかのアクシデントが起こったことによって勃起が上手く出来ないので器質性EDになるんです。

心因性ED

男が勃起をするには身体の器官(機能)と精神の2つが深く関わっています。だから、器質性EDは身体の問題、心因性は精神問題ということになります。

うつ病患者の80%以上がEDというデータがありますが、これがまさしく精神的な問題から起こるEDになります。勃起の仕組み上、男性の精神状況はキーポイントとなります。うつ病とまではいかないものの、ストレスや悩み・緊張といった精神的な負担がかかるだけでも心因性EDは発症するんです。

よく童貞が初夜に挑む際に勃起できなかった・・・という話がありますが、これも医学的にみれば心因性EDの症状なんです。

男性不妊で多いのは心因性ED

EDによって性行為ができないのであれば、妊娠させることができません。故に男性不妊の原因と言えます。

男性不妊と聞くと精子の問題が第一に頭によぎると思いますが、着地点は「妊娠させることができるか否か」なので、射精まで至らないという時点で男性不妊として位置付けられるわけです。

そして、EDによって引き起こされる男性不妊で多いのが心因性EDと言われています。

そもそも、器質性のEDは中年以降に起こりやすい種類のEDで、そういった年齢の男性はすでに子供がいる場合、年齢的に妊娠させること諦めている場合が多いので男性不妊に該当しない場合が多いんです。

男性不妊は「子供がほしいのに出来ない」というのが大前提ですからね!

つまり、20~30代の男性だと子供を作ろうという欲が高く、それにともなってEDによって子供が出来ないという例が多くなるので、男性不妊の原因で心因性EDも比例して多くなるんです。

EDによる男性不妊は甘く考えられている

勃起ができずに子供が作れないというEDによる男性不妊よりも、精子量や精子の質の問題による男性不妊症である方が深刻度は高いと考える人は多いでしょう。

両者の性質上、どうしてもEDに関しての不妊の方が甘く見られます。

しかし、現実問題EDによっての不妊で悩まされている男性は多くいます。これこそが、落とし穴で、「ED程度の不妊ならいつでも何とかなる」という思い込みが治療や真剣な妊活を遅らせるんです。

特に心因性EDの場合は、コレといった治療はありません。世の中にはED治療薬(バイアグラなど)といった優秀な治療薬がありますが、心因性EDの場合、ED治療薬の効果はありません。

理由は簡単で、ED治療薬は精神に働きかけている薬ではなく、身体の仕組み(血流)に対して効果を表す薬だからです。つまり、ED治療薬のターゲットは器質性EDの患者なんです。

それでいて、男性不妊では心因性EDによるものが多いので、薬を飲めば妊活が進められるというわけではないんです。

心因性EDによる不妊症に対してもっと真剣に考えて、妊活に取り組まなければ、精子の問題による不妊症よりも厄介な存在になるんです。

さらに、最悪なことに心因性のEDはどんどん悪化してしまう傾向にあります。

初期の状態であれば、中折れ(途中で勃起が萎えてしまう)程度ですんだり、5回に1回くらいEDになるという状況だったのが、症状が進み完全に勃起しない・・・2回に1回はEDになる・・・性行為の時は絶対にEDになる・・・といったようにステップアップしていくんです。

また心因性EDの性質上、どんどん症状が悪化していけば、精神的にも参ってしまうので、この精神的な負担がさらに心因性EDを加速させる悪循環をうんでしまうんです。

精子が製造され射精に至るまでの期間は3ヶ月!

精子が作られて射精するまで

精子がどこでどのように作られて、どのように移動し射精のスタンバイをし、体外に排出されるのか知っている男性は少ないと思います。

おそらく中学校の保健体育で学んだことがあるはずですが、思春期の男からすればエロスな目線でしか記憶にないと思います。

生理的な現象として精子が作られ射精するまでの流れを今日は紹介したいと思います。

精子が作られるには約74日間かかる

これは知っている人も多いかと思いますが、精子は精巣という生殖器官で作られます。(精巣いわば金玉です)

厳密に言うと、精巣は白膜という膜に覆われていて、この白膜から続いている中隔という細胞組織によって200~300の部分(小葉)に仕切られています。そして、その小葉の中に3~4本ほど精細管という組織があり、この精細管で精子は誕生し作られていきます。

ちなみに、精巣1つに大体1000~1200本ほど精細管が存在していると言われます。

この精細管で74日間かけて精子は作られているんです。

精子が作られる仕組み

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画像引用:男性不妊について|不妊治療 京野アートクリニック高輪(東京 港区 品川)

精細管には精子の核となる「精粗細胞」という細胞があります。そして、その精粗細胞を育ている為の細胞「セルトリ細胞」、男性ホルモンを供給する「ライディヒ細胞」という3つの細胞が深く関係しています。

精粗細胞はセルトリ細胞から栄養をもらって、精母細胞→精子細胞という風に成長し、「精子」になっていきます。

最終形態の精子になれば、精細管から精巣上体へ移動します。

精子を造るには多くの細胞が携わって、多くの神経を有しているんです。ちなみに、睾丸を打つと激痛が走るのは、精巣を覆っている白膜という組織に神経が集中しているからです。

この段階(精子が作られる精巣上体へ移動するまで)で何らかの問題があると、精子が少ない、精子の運動率が悪いといった造精機能障害による男性不妊の原因になってしまいます。

男性不妊の場合、約90%以上がこの段階で何らかも問題によって起こっていると言われています。

精子が作られ射精までの道のりは約3ヶ月

精巣上体まで移動した精子は、ここで受精するための能力を備えることになります。つまり、精巣上体に移動するまでは受精させる能力を持たない精子です。

ここで精子としての最重要能力を手に入れると、次は精管という精子専用の管を進むようになります。

この精管が尿道まで繋がっているわけですが、その途中に精嚢(せいのう)と前立腺という2つのゾーンを精子が通ることになります。

この2つのゾーンを通ることで分泌液と精子が混ざり、どんどん射精管を通って精液として射精されるようになります。

この精管を通って精液になるまでの期間が約2週間と言われています。

つまり、精子が作られる(74日間)+精子が移動する(14日間)で約3ヶ月の長旅でやっと精子は射精まで至るんです。

この移動する14日間の間に何らかの問題があっても男性不妊になってしまいます。これを精路通過障害による男性不妊と言います。

ちなみに、精路通過障害の代表的な症状が「精子は作られているけど、精液の中に精子が存在しない」というパターンです。

精子が射精するまでにかかる3ヶ月間。この長い道のりのなかで機能的な問題が生じることで男性不妊がおこるわけですが、とてもデリケートだということが理解できると思うんです。

大人になれば「当然のように精子がつくられ、当然のように精液の中に精子がいて、当然のように妊娠させることができる」と思っている人も多いようですが、とても過酷な3ヶ月間を経てやっと射精まで至っているんですよ。

男性不妊の主な原因は精索静脈瘤(せいさくじょうみゃくりゅう)

精索静脈瘤

実は糖尿病患者の数より男性不妊で悩んでいる人の方が多いということしっていましたか?

糖尿病といえば生活習慣病の代名詞で、多くの患者がいることで有名です。それとは逆に男性不妊というと本の一握りの数だと思う症状ですが、2012年の厚生労働省発表のデータから読み取ると糖尿病患者の数よりも多いことがわかります。

糖尿病患者の数は約52万と言われていますが、男性不妊は約100万人と言われているので、倍近い違いがあるんです。

  • 男性不妊というと何だか恥ずかしい・・・
  • 男として認められない・・・

といった意見が多くありますが、この数からするともはや日本人男性の代表的な症状ともいえます。だから、男性が原因で子供が授かれないとしても珍しいことではなく、恥ずかしがることもないんです。

そういった心境が多いことで診察や検査にいかない男性も多いので、妊娠を願っているのになかなか妊娠させることができないという男性は病院で気軽に検査を受けましょう。

男性不妊の主な原因は静脈瘤(じょうみゃくりゅう)

男性不妊に陥る原因は大きく2つに別れています。

その2つが造精機能障害と精路通過障害になります。

造精機能障害
精子が少なかったり、精子の運動率が低かったり、精子の形態が正常でなかったりという風に精子を作る段階で機能的な問題がある場合は造精機能障害と診断されます。
精路通過障害
精子が作られて射精するまで通路、または精子が送り出される通路の段階で何らかの機能的な問題がある場合は精路通過障害と診断されます。

2つに大きく別けられているわけですが、男性不妊90%以上が造精機能障害にあたると言われています。

原因 患者数
造精機能障害
特発性造精機能障害 5650人 75%
精索静脈瘤 1398人 18.60%
染色体異常 128人 1.70%
間脳下垂体以上 21人 0.30%
抗がん化学療法後 92人 1.20%
停留精巣 46人 0.60%
ムンプス精巣炎 18人 0.20%
その他 90人 1.20%
精路通過障害
先天性両側精管欠損 18人 0.20%
ヘルニア手術後 43人 0.60%
精管結紮 31人 0.40%

参考:男性不妊バイブル | 泌尿器科医 岡田 弘 オフィシャルサイト

造精機能障害は男性不妊検査の「精液検査」によって調べることができるんですが、多くの人は「精子の数が少ないだけ」ということはなく、全体的に基準値を下回ることが多いらしいです。

つまり、精子の濃度・運動率・形態異常のどれかが異常値というよりは、男性不妊と診断される人の多くは3つともに異常がみられるんです。(医学的にこれらをOTA症候群いいます。)

上記の表を見てわかるように、造精機能障害の中の特発性造精機能障害という原因が男性不妊(OTA症候群)で最も多く75%です。実は特発性造精機能障害というのは原因不明ってことなんです。

つまり、OTA症候群と診断される人の約70%以上は理由が原因がわからずに診断されているんです。

そして、原因がわかっている男性不妊(OTA症候群)で最も多いのが静脈瘤になります。

男性不妊の原因「静脈瘤」について

静脈瘤【精索静脈瘤(せいさくじょうみゃくりゅう)】は、男性不妊で原因がわかっている中でもっとも多い原因です。上記の表だと約18%が該当していましたが、これはこのデータを調査した泌尿器科医「岡田弘」さんのみのデータです。

一般的には30~40%が静脈瘤が原因で男性不妊に陥るようです。

静脈瘤とは、静脈弁という機能が低下(または不全)になってしまい、普通なら心臓へ向かって流れるはずの血液が逆流してしまい、精巣に戻ってしまうことにより、精巣の静脈に瘤(瘤状のふくらみ)ができるものです。

静脈瘤と更年期の女性だと足などにできることが多くあります。

静脈瘤については以下のサイトを御覧ください。(※グロ画像あり注意。)

知ってください下肢静脈瘤のこと | 下肢静脈瘤について

静脈瘤は身体の色々な部分にできる可能性がありますが、男性不妊を引き起こす静脈瘤は精巣(睾丸付近)で起こります。上記で紹介したサイトで静脈瘤というものがどのようなものかわかった人だと納得できるかと思います。

この静脈瘤が精索(精巣付近)にできてしまうと、精巣温度が高くなり、酸化ストレスが増えることがわかっています。

よく「歳をとってから高熱がでると精子が死ぬ」なんて言われますが、これは本当の話で、静脈瘤による男性不妊も主に精巣の温度が習慣的に上昇してしまうからなんです。

この精巣付近の体温上昇によって、精子の製造が少なくなったり、異常を来す恐れがあるんです。

原因がわかっている男性不妊として最も多いのがこの静脈瘤になります。睾丸は精密な検査をしないと判断できませんが、「足に静脈瘤ができている」「家族が静脈瘤になっている」という人は体質的に精索静脈瘤にもなりやすいと言えます。

そういった節がある人は一度泌尿器科で検査を受けるようにしましょう。

海外と比較した日本の不妊症率と不妊の原因

男性不妊に関する海外と日本の違い

不妊(不妊症)という問題は日本だけのあるものではありません。(当然ですが、、、)しかし、そんな不妊症(男女)の海外データと日本のデータを見比べてみると、他の国よりもかなり劣っている部分が多いんです。

そもそも、日本のみだけで不妊に関する大規模な調査やデータは実施されていません。

これこそが1番の問題なのかもしれません。

不妊に関するネガティブなデータ以前に、日本では不妊という問題意識が他の国よりも劣っているんです。少子高齢化と言われている日本ですが、少子という部分には夫婦間の不妊という原因も含まれています。

もちろん、女性の社会進出といったこともあるので、少子の原因が全て不妊にあるとは言えません。しかし、今後の日本の少子化を食い止めるためには不妊と向き合って解決していくことが重要なんです。

長々と前置きをしてしまいましたが、それでは海外と比べた日本の不妊関するデータを紹介していきましょう。

日本では10組に1組が不妊問題に悩まされている

不妊という定義についてご存知でしょうか?一応、日本でも不妊の定義というものはあります。

「健康な夫婦が避妊していないにも関わらず、2年間妊娠しないこと」

一般的に健康な夫婦が避妊をせずに生活をすると、確率的に2年間で100%を超えるとされています。

妊娠する確率は1周期(女性の月経から次の月経までの期間)あたり15%だと言われています。大体、女性の1周期は1ヶ月に1度訪れます。そうなると、1年間に15%の確率を12回チャレンジするという計算になります。

単純に足し算じゃなく、確率計算をした場合、1年間に約85%のペアが1年以内に妊娠するようになります。

これが2年間になると100%を超えるということですね。

そして、日本人のカップルは10組に1組が不妊と言われています。(約10%が不妊)

こういった妊娠の確率から導き出されたのが「健康な夫婦が避妊していないにも関わらず、2年間妊娠しないこと」という不妊定義になったんです。

しかし、そんな不妊定義は最近変更され、世界の標準(WHO)に合わせて「健康な夫婦が避妊していないにも関わらず、1年間妊娠しないこと」になりました。

不妊の定義の変更について|日本産科婦人科学会

この流れから見て、日本は世界的にみても不妊という判断が緩い国だったんです。他の外国諸国は1年間という期間が一般的だったんですが、ここへきてようやく日本も世界標準に合わせるようになったんです。

この遅れからみても、日本という国が他の国よりも不妊に対して発展途上国ということがわかると思います。

日本人は各々の不妊意識も低い

上記でも解説したとおり、日本人カップルの約10%が不妊です。といっても、このデータは正確に調べた数値ではありません。そもそも、日本国内には不妊率に対して大規模な調査も行われていないので、確固たるデータが存在していないんです。

ちなみに、不妊治療または不妊検査を受けたことがある夫婦は16%というデータもあります。

WHO(世界保健機関)の報告では、不妊の原因は以下

不妊の原因 割合い
男性のみが原因 24%
女性のみが原因 41%
男女とも原因 24%
どちらが原因か不明 11%

この調査データによると男性が関係している不妊は48%となります。つまり、夫婦の不妊の原因の48%は男性にあるということです。

これを知っている男性は多くはないと思います。今でも日本では不妊の原因のほとんどは女性だとされているからです。もちろん、男性よりも女性のほうが不妊に関係しているのは事実です。しかし、それを男性が威張って発言できる立場ではないんです。

また、男性の不妊の場合には精子の量や質以前に射精障害やED(勃起不全)という問題もあります。

単純に種に問題があるだけでなく、夫婦生活の段階から不妊の原因が始まっていることもあるんです。

日本は夫婦生活による不妊は世界でも屈指

1年間の夫婦生活の世界平均は103回と言われています。このデータはコンドームの大手メーカーであるデュレックス社が世界的に調査したデータなので間違いはありません。

参考:図録▽世界各国のセックス頻度と性生活満足度

この調査で1位はギリシャ(138回)、2位はクロアチア(134回)、3位はセルビアモンテネグルロ(128回)、4位はブルガリア(127回)、5位はチェコとフランス同立(120回)…となり日本は最下位です。

41カ国を対象に行なった調査で日本は41位(最下位)なんです。ちなみに、1年間の夫婦生活数は45回です。

月に換算すると、日本では約4回しか夫婦生活がないんです。TOP5の国と比べればその数は約1/3なので、これだけで不妊になる確率はグンと高まるんです。

もう一つ調査データがあり、夫婦生活の満足度という項目があります。

世界平均では夫婦生活の満足度は約44%。

日本は24%で、平均の約1/2です。

夫婦生活の数が減れば、その分、妊娠のチャンスは減ってします。もちろん、夫婦生活に関しての満足度が低ければその分、夫婦生活の数も減ってきます。こういった、性生活に対するとデータからみると、日本の少子化や不妊率の上昇は必然なんです。

しかし、不妊にたいしてネガティブなことだけではありません。

日本は体外受精・顕微授精(ART)の実施数や技術は世界的に見てもダントツでトップなんです。

まぁ、不妊が多いからこういった医療症例数が増えるわけですが、不妊を解決させる対策や技術は世界的に見ても前を言っているんです。

医療や技術が高まるのはいいのですが、個人的には自然妊娠を促す政策をする方が手っ取り早いとも思いますが、、、

男性不妊治療はタバコ(喫煙)を止めることから始まる!

タバコと男性不妊

「百害あって一利なし」と言われているタバコですが、その百害の中に男性不妊が含まれていることをご存知でしょうか?

まぁ現代においてタバコで何かプラスされる健康効果は一切存在していないことは多くの人が知っていると思います。しかし、煙草によってどんな健康被害が起こっているかを知っている人は少ないのではないでしょうか。

ただただ健康被害があるという一括りで終わりにしています。

タバコは男性不妊を進行させている1つの原因です。

男性側の原因で子供を授かれない状態にある人は何よりも先にタバコを辞めましょう。タバコを吸っている男性不妊症の人からすれば禁煙自体が男性不妊治療の1つと言えるくらい絶大的な効果を与えてくれるわけですから。

それでは今日はタバコ(喫煙)と男性不妊について詳しくご紹介しましょう。

タバコは精子の数と質を低下させる

「何となくタバコが精子に影響しているのかな~」と思う人はいると思いますが、何となくではなくモロに影響しています。

これは喫煙者と非喫煙者を被験者にした実験でも証明されています。

以下の喫煙と精子の関係を表した実験結果

Table-1.-2014.5.20

画像引用:たばこと男性不妊 第1話ブログ|泌尿器科医 岡田 弘 オフィシャルサイト

簡単に言うと、「タバコを吸っている人と吸わない人では精子の数と精子の運動率が違い、喫煙者のほうが精子に悪影響を及ぼしていました。」という結論に至った実験です。

タバコの成分であるニコチンが主に精子の質・数に影響を与えていて、ニコチン濃度によっても数値の差が大きく現れています。

つまり、タバコが男性不妊を斡旋させているとともに、ヘビースモーカーであればあるほど不妊に悪影響を及ぼしているんです。

タバコが精子のDNAを傷つける

精子の質と数にも影響するタバコですが、精子が持つDNAに対しても喫煙は影響を与えています。

これはタバコが持つ特性である強い酸化ストレスが精子のDNA構造を傷つけるからと言われています。

もともと、タバコを吸う・吸わないにかぎらず、一定の割合でDNA構造が損傷している精子は存在しています。しかし、その割合が喫煙者と非喫煙者では大きく異なるんです。

精子のDNAは不妊という意味合いでは、質・量ほど深く関係はしていませんが、DNA構造が損傷している精子が受精することで、正常な胎児になるず流産してしまうリスクが高くなります。

全く妊娠させることができないという不妊というよりは、妊娠しても流産してしまうという場合は、喫煙が精子に与えている悪影響が理由という場合もあります。

タバコが原因でEDになる

男性不妊の原因は精子の問題だけではありません。EDによって性行為が円滑に行えないという状況も男性不妊の1つとされています。

精子と卵子が受精する以前の話にはなりますが、近年において男性不妊の原因として「ED」は急激に増えており問題視されています。

タバコは男性の血流に大きく関係しており、血流の低下は勃起に対して悪影響を与えEDを斡旋してしまうんです。

「タバコを吸っているけど血流に問題はない!健康診断で指摘されたことはない!」という男性も多くいますが、EDに陥る血流の問題は目に見えてわかる健康被害以前に現れるものです。

これは心臓や脳などの血管よりも男性器付近の血管のほうが細く入り組んでいるからだと言われています。

つまり、タバコによる血管・血流への影響は生命に関わる太い血管よりも男性器などに関与している細い血管の方が早く症状とし現れるんです。

だから、見た目上の健康被害が出ていなくてもEDになるという現象が起こりえるのです。

タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させる特性があり、この習慣的な収縮が血管を硬くし、細くしてしまい血流を悪化させているんです。

喫煙者による副流煙が妻も不妊にさせている

タバコは吸っている喫煙者だけが悪影響を及ぼすものではありません。

これが副流煙と言われているわけですが、タバコの特性上まわりにいる人も少なからず悪影響を及ぼす煙を吸うことになります。

そして、その副流煙を1番身近で吸い込む人物が「妻(奥さん)」になります。

男性でもタバコによって不妊が進んでしまうわけですから、副流煙とは言えど女性が同じ煙を吸い込むと女性不妊にもなってしまうのは当然です。

男性の喫煙が自身の不妊だけを進めているのであれば救える部分もありますが、男性が喫煙をすることで夫婦の不妊が進んでいるということを覚えておきましょう。

といよりも、子供が出来ずに悩んでいる夫婦でタバコを吸っているのであれば今すぐ止めましょう。

喫煙者で不妊に悩んでいるなんて自業自得なので!

精子が問題で起こる3種類の男性不妊症

精子と男性不妊症

男性不妊と聞くと一般的に「精子に問題がある」と思う人も多いと思います。実際に男性不妊のほとんどは精子に関する問題が起こっていることで不妊になっています。しかし、それをもっと深く掘っていくと、色々と精子の問題にも種類があり、違いがあるんです。

「精子が有る無い」という簡単な問題で男性不妊になっているわけではないんです。

それでは、精子の問題で起こる男性不妊と種類について詳しく紹介したいと思います。

男性不妊に陥る精子の問題は大きく3種

男性不妊になってしまう精子に関する問題は大きくわけて3種類あります。

  • 無精子症
  • 乏精子症
  • 精子無力症

少し男性不妊について調べたことがある人なら聞いたことはある名前だと思います。

作られた精子、精子を作る器官、精子を運ぶ器官など精子そのものの問題だけではなく、精子に関する全ての事に対して問題がある場合、ほとんどがこの3つに別けられます。

もちろん、先天性の精子に関する症状や特別な問題から派生する精子の問題も存在します。しかし、そういった男性不妊に陥る精子の問題の8~9割以上が上記の3つに該当しているんです。

それでは、この3つの精子の問題を詳しくみていきましょう。

無精子症

無精子症とは読んで字のごとく「精子がない状態」のことです。精子の問題による男性不妊で1番重い症状になります。

と言っても、「精子が身体のどこにも存在していない」というのとは少しニュアンスが違います。

条件としては「精液の中に精子が存在しない」という状態になります。精子が精液に無ければ、種なしなわけですから、女性を妊娠させることができません。しかし、無精子症だから絶対に自分の子供を作られないわけでもないんです。

男の身体では精子は精巣で作られます。それが精管という管を通って、精液に交わって精子入りの精液が出来上がるわけです。

つまり、無精子症と診断されたとしても、その人の身体で精子が作られていないというわけではないんです。

無精子症と診断された人でも、精巣に精子が残っている場合もあるので、その精子を採取できれば人工授精という不妊技術を使えば妊娠させることは可能なんです。

精子による問題で1番重い症状ではありますが、「100%妊娠させることができない」という症状ではないんです。

乏精子症

乏精子症は精液の中に精子は存在しているが、その数が基準より少ない状態になります。

乏精子症と診断される判断基準は精液の1ml中に精子の数が1500万以上いるかいないかになります。1mlの中に1500万以下なら乏精子症と診断されます。

ちなみに、「通常(望ましい)」と判断される数値が1ml中に4000万人以上だと言われています。

数だけで見るとかなり振り幅が大きいように思えますが、男性の精子の量はその日ごとでも異なるので、一度検査しただけでは確実な診断になりまりません。

体調の変化、年齢、タイミングなどもあるので1ml中の精子の数は正確に測れないんです。

(数十mlの精液から取り出した1mlにたまたま精子がいなかったという場合もありますからね。)

つまり、乏精子症と診断された人は軽度~重度の振り幅が大きく、1つの症状だけでは全てを語れないくらい違いがあるんです。

軽度の場合などは、性行為のタイミングをアドバイスされるだけで妊娠させることができたりするレベルなので、そう考えると男性不妊と言えるのかという疑問すらあります。軽度の乏精子症と無精子症とであれば雲泥の差があると思ってください。

逆に重度の乏精子症だとより無精子症に近くなっている状態なので、男性不妊治療方法が大きく変わってくることも覚えておきましょう。

精子無力症

精子無力症は精液中の精子の数に問題はないけど、その精子に元気がない状態に診断される症状です。

よく、「精子の量」と「精子の質」という風に例えられますが、これは「精子の量=乏精子症」、「精子の質=精子無力症」という位置付けになります。

「どちらが重要なのか?」と比べてしまう人も多いと思いまうが、どちらも重要です。無精子症と比べるとはるかに「精子無力症、乏精子症の方が軽い男性不妊症」です。

精子の質というのは精子の運動率のことを主に指しています。

性行為によって精子が卵子まで辿り着き受精することが自然妊娠です。一度の射精で数億匹の精子が卵子へ向かって放たれるわけですが、受精というゴールへたどり着くのは1匹になります。(1つの卵子に2つ以上の精子が受精することはかなり稀です。詳しくは準一卵性双生児

その際に何億匹が死滅するわけですが、その中で1番運動率が高く運を持った精子が受精できるわけです。そんな過酷なレースを制さなければならない受精トライアルで、精子の運動率が低いというのは男性不妊の原因となるんです。

しかし、何億匹もいる精子が平均値として運動率が低いと判断されるため、中には運動率が良い精子も存在します。その平均的な運動率の精子の運が良ければ受精まで漕ぎ着けることができるんです。

ここからは確率的な要素になってくるので、精子の運動率が低いとなかなか妊娠させられない=男性不妊という風に診断されるんです。